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本気で変わりたい人の行動イノベーション



レビュープラスさんから献本いただきました。ありがとうございます。

本気で変わりたい場合、どうするか?

筆者は、それを「欲望」と説く。

そして、欲望とは、

「欲望=頭の声、体の声、心の声」(p32)



という。そして、毎日の生活の中で、こうした声を聞くことが重要と言う。

その欲望がどう行動を変えるか、それが、

「欲望」からスタートして作られた「ビジョン」(p53)

という。

すなわち、最初は自分のための欲望からスタートしても、それがやがて世の中のためになる「ビジョン」に成長すると。

あなたの「欲望」の半歩先には必ず「善きビジョン」がある(p62)



そして、どう欲望とビジョンを行動におこすか、筆者は、50秒セルフトークとそのあとの10秒の行動こそが大事と説く。

すなわち、自分に言い聞かせて、行動を起こすと。

たしか、渋沢栄一だったと思うけど、彼は寝る前に毎日今日起きたことを反省したという。

そして、反省を活かして、つぎに活かす、これを繰り返していたので、「日本資本主義の父」たる存在になったと。

というわけで、この行動イノベーションも自分を振り返って、アクションにつなげる、有効な手段だと思ったのでした。

スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実




企画は、一言。




レビュープラスさんから献本いただきました。ありがとうございます。

25年間、放送作家を続けてきた筆者にとって、成功のコツはタイトルとおり。企画は、一言、という。

たしかに、自分もいろいろな企画をすることがあるけど、うまくいく企画はやはり一言で説明できる。

なぜ、一言が重要なのか?

おそらく、筆者の以下の指摘が的を得ていると思う。

どんなにすばらしいアイデアも、周りに理解されなければ通りませんし、そもそも実現しなければヒットすることもありません。
このように、「ひと言」でいえる企画は、そのひと言だけで「中身がみえる」。(p33)



つまり、ひと言でわかるということは、中身が見える、そして、中身が見えるから、「ああ、そうなんだ」とみんなが納得する。逆に、中身が見えないのであれば、「何をやりたいのかわからない」、「難しい」となってしまう。

では、どうやって、ひと言でいえる企画をつくるか?

筆者は、100%新しい企画では通らない、むしろ、ベタ(定番)から始めよと指摘する。

10年前に流行ったベタな企画を温故知新ということで復活させる、あるいは、ベタにプラスアルファの組み合わせによって、新しい企画は生まれると。

そして、組み合わせについてはこう指摘する。


「意外なものを組み合わせること」がヒットのツボ。
つまり、これまで誰もひとつにしようとしなかった「異質なもの」を足し算してみるのです。
「常識」をいったん取り払ってください。
絶対に合わないと思っていたものが予期せぬ化学反応を起こして、新しい付加価値を生むというのは、想像以上によくあることです(p138)



先日、上梓させていただきました恐竜本でも指摘しているように、新しいモノを生みだすのは、「非連続」の結合、そして、シュンペーターはこの非連続の結合をイノベーションと定義している。

逆説的だけど、新しいことをやろうとしたら、新しいことをやらずに、これまであるものとあるものを組み合わせる、それが結果として新しいものを生み出し、「一言」たるわかりやすいものになる。本書から学ぶところは多かったです。


爆速経営―新生ヤフーの500日

レビュープラス様より、「爆速経営―新生ヤフーの500日」を頂きました。ありがとうございます。

自分の経験から言うと、組織を変えるのはすごく難しい。

とくに、規模が大きくなればなるほど、大規模に組織を変えようとすると、それに反対する抵抗勢力がでてくる。そして、その抵抗勢力との間で妥協すると、結局、骨抜きになって何も変わらない。こういうシチュエーションをよく見てきました。

では、どうやって組織を変えるか?

この本にはこのヒントがあると思う。

 まず、トップが決断する、決断するのは、ソフトバンクの孫社長、彼が主宰する社内大学「ソフトバンクアカデミア」で、あるヤフーの元社員で受講生がヤフーを「MOTTAINAI」(もったいない)と主張。それはヤフーは、インターネットについては日本一の会社であるものの、「スピード感の欠如、過度なリスク回避志向、そして、組織の風通しの悪さ。症状だけから判断すれば、ヤフーは典型的な「大企業病」だ。」(p38)。そして、孫社長は、宮坂氏をトップとしてヤフーの経営体制を変えことを決める。

 新しい体制で何を変えるか、まず、新生ヤフーの理念を「僕らは課題解決エンジンを目指し、何よりもユーザーファーストを考える」(p82)として決める。その理念を「大企業病」である組織全般に伝えるのは難しい。彼の言葉を借りれば、


「何だろう、『王様は裸だ』という感じですよ、ある種。普通、改革者って浮くわけですよ。周りから何だあいつ、ばかじゃねえとかいわれるわけですね。疲れますからね、リーダーシップって。(p84)



これもわかるなあ、たとえ、社長であっても、全然違う方針を打ち出せば、やはり、”浮いてしまう”、でも、最初は浮くかもしれないけど、積み重ねるうちに徐々にフォローする人が増えてくる。そして、ユーザファースト、課題解決という理念をもとに、201x年までに営業利益を2倍にすべく、1.オンリーワン、2.異業種最強タッグ、3.未踏領域への挑戦、という3つの戦略を打ち出す。

 その後の、ヤフーの快進撃については、あえて、ここで説明する必要はないでしょう。ユーザを第一にして、早く意思決定をする、名実ともにヤフーは爆速経営の会社になりつつあると思う。

 そういう意味で、この本は、”サクセスストーリー”ともいえる。で、サクセスストーリーと冒頭の組織改革できない会社の違いは何か?おそらく二つあると思う。一つは、トップの意思、ヤフーでいえば、孫社長の危機感ともいえる。そして、もう一つは、宮坂氏の情熱。ヤフーを変えたいという気持ちがなければ、”浮いたまま”になってしまう。最初は、”浮いている”けれども、情熱をもって、まわりに接することで、どんどん社内にフォロワーを増やす、この2つなんだろうと思う。

 EC無料化のところについては、現在起きている事象なので、なかなか書きにくいところもあろうと思いますが、基本的にこの”組織改革”がちゃんと書かれていて、良い本だと思いました。


爆速経営 新生ヤフーの500日爆速経営 新生ヤフーの500日
(2013/11/07)
蛯谷 敏

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日本人が「世界で戦う」ために必要な話し方

レビュープラス様より、「日本人が「世界で戦う」ために必要な話し方」を献本いただきました、ありがとうございます。

日本人が「世界で戦う」ために必要な話し方、とは何か?

もちろん、英語はとても重要だけど、それ以上に、基本ルールが必要というのが筆者の主張。

その基本ルールは、

1.多様性 「お互い違うのが当たり前」を大前提にする
2.リスペクト 相手の価値観を尊重することから始める
3.リアクション 会話ではできるだけ「間」を作らない
4.理由 「なぜ」好きか、「なぜ」嫌いかをはっきりさせる
5.主張 言いたいことは必ずその場で口に出す
6.二者択一 返事には「イエス」か「ノー」しかない
7.自立、自分で自分のスタンスを決める

これって当たり前なんだけど、この当たり前が意外と難しい。とくに、自分も海外の人とビジネスをすることがあるけど、この7つを実践できているかといえば、かなり、あやしい。

で、どうやってその基本ルールを身につけるか、おそらく、これは場数を踏む以外にないんだろう。ただし、筆者は、NFLという単語でヒントを示唆する。NFLのNはNumber(数字)、FはFact(事実)、LはLogic(論理)をとったもので、

論理的な会話の基本形は「私はAだと思います。理由はBです。このBの部分に数字、ファクト、ロジックを入れると、論理展開の説得力が格段に増します。「日本人が「世界で戦う」ために必要な話し方」p83



という。こうした7つのルールの基本がNFLであり、それが日本人が「世界で戦う」ための必要な話し方であると。

個人的にはもう少し7つのルールについてじっくりと紙面を割いてもよかったかなと思ったけど、いろいろと示唆に富んだ本です。

Appendix

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このBlogは長橋賢吾の個人的な考えを掲載したものであり、長橋賢吾が所属ないし関係する機関、組織、グループ等の意見を反映したものでありません。

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