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ありがたいけど残酷なテクノロジーの進化 USで考えたこと


1週間ほど、冬休みでUSにいってきました。USは、去年の11月のシカゴ以来、1年ぶり。今回は結構長かったので、いろいろ発見がありました。その発見を一言でいえば、“テクノロジーの進化はありがたいけど、なんと残酷だ”。ということ。

ありがたいのは、たとえば、携帯電話のローミング、3-4年前は、成田にいって、国際電話対応携帯電話をレンタルして、いざ、通話というステップが必要だったけど、いまは、言うまでもなく、どこでも通話できる、おまけに一日1500円払えばパケット通信も定額になるので、コミュニケーションの壁がさらに低くなった。10年くらい前は、いちいちローミング先にダイアルアップして、インターネット接続というめんどくさいことをしていたけど、今ではネットがないホテルはないので、問題なし。テクノロジーの進化はなんとありがたいものだ。

一方、残酷なのは、あっという間に世の中が変わっていくこと。たとえば、3年前、USで携帯電話のほとんどはNokia製で、携帯電話といえばNokiaだった。それがどうだろう、今回Nokiaを見たのはたった1回、残りは、すべてiPhoneや、HTC、Samsungといったスマートフォンばかりだ。(今回は、サンフランシスコ&シリコンバレーがメインだったので、田舎だとちょっと違うかもしれない)。

そして、USにいって楽しみにしていたのが、本屋&CDショップめぐり、いわずもがな、これも激減している。これはiTunes、Amazon.comのようなオンライン系がシェアを取ったが所以だろう。単純に考えて、本屋&CDショップで働いたスタッフがデジタル系にシフトできるはずもなく、かつ、デジタルでは書籍・アルバム販売をお店のスタッフに任せるのではなく、たくさんのサーバに任せておけばいいわけだ。多かれ少なかれUSの失業率が高留まっているのもこうした構造もあるのだろう。確実にIT投資を増やしながらも、雇用を拡大するというのは矛盾する。テクノロジーの進歩はなんと残酷なことか。

この“残酷”をポジティブに解釈すれば、世の中の変化に対応できる企業・人間のみが生き残ることができる、という進化論的な議論なのかもしれない。その一方で、進化はたくさんの犠牲の上で成り立っていて、それを保護することは国民国家にとって大切だ、という2つの考え方があると思う。前者と後者、どちらが良いのか、自分にはよくわからない。日本で言えば、前者は、小泉政権的な考え方であり、後者は“友愛”以下略、的な考え方だろう。少なくとも、“テクノロジーの進化は良いことだ”という言説にくみすかぎり、暗黙のうちに前者を支持しているのかもしれない。

これを含めて、自分にとって良い問題意識ができたと思う。自分は、大学から今までずっとITをやっていて、当たり前のように、“IT技術の進歩が世の中の役に立つ”、これを是として受け入れていた、でも、もう少しこの“是”を広い視野に立って考えるべきと。
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