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Sillicon Valleyは死んだ?

いま、当り前のようにPC・ネットを使っているけど、当たり前に使っているPC・ネットを構成する要素のうち、驚くほど”シリコンバレー産”が多い。

言うまでもなく、CPUでのシェアNo1はシリコンバレーで創業したインテル、ブログの情報などを管理しているデータベースはオラクル、検索サイトではGoogleなど、枚挙にいとまがない。

そんなSillicon Valleyに異変が起きているという。

BuesineeWeekのSteve Hamm氏の記事「Whatever Happened to Silicon Valley Innovation?」によれば、一つの異変はベンチャーキャピタルのリスク・テイクのあり方。


Venture capitalists' taste for risk has changed for a number of reasons, including the difficulty of taking tech companies public or selling them for lucrative paydays. The result is that venture firms are putting much less money into tech startups than in the past, and the money they do invest goes into less expensive, less risky deals, including social networking startups such as Facebook, Twitter, Yelp, and Digg.These so-called Web 2.0 companies are creating exciting new forms of socialization, information sharing, and entertainment. But some of the Valley's old guard are skeptical they'll grow big and important enough to deliver sizable productivity gains for business and the nation or to produce an upswell in new core technologies.Today's startups "give us refinements, not breakthroughs," says Andy Grove, former chief executive of Intel (INTC).



金融危機などでベンチャーキャピタルが投資した会社をIPOさせる、あるいは、売却することが困難になってきている。そして、その結果、投資の規模はかつてより小さくなり、リスクを取らなくなってきている。その中での投資は、Facebok, Twitter, Yelp, Diggといったweb2.0企業が中心。だけど、それはrefinementsであっても、ブレークスルーではないと。

この問題の本質は、VCでもベンチャー企業でもなく、シリコンバレーのバイタリティと指摘している。


For more than 40 years, Silicon Valley has been the world's most prolific laboratory for information technology innovation. But Estrin, Grove, and others are growing concerned that the vitality of the Valley, and, indeed, that of the entire U.S. tech industry, is at risk.



ただし、それだからといってIT企業全体が終った、というわけではない。マイクロソフトは再びソフトウェア会社としての地位を強化するため、コンピュータサイエンスのリサーチを強化しているし、IBMもチップの高度化に向けて研究開発を強化している。

あらゆるテクノロジーは、かつての技術の上で成り立っている。そして、バイオ技術、太陽電池、省エネ技術など、まだまだフロンティアは残っていると。


New technologies may also end up eclipsing the old. Semiconductors, for example, laid the foundation for technology improvements in the past, but there may be more important advancements elsewhere in the future. Ken Lawler, a Valley partner with the venture capital firm Battery Ventures, points to new developments in biotech, solar power, and other green technologies. "Innovation is still alive and well," he says. "It's in new areas."



これと比較的似ている話が、Wall Street Journalにも掲載されている。タイトルはもっと刺激的で
”Washington Is Killing Silicon Valley”

これはいかにワシントンの政策がベンチャー企業を虐げているか、わかりやすく解説している。
要約すると、主張は以下の4点にまとめることができる。

USでのIPOが減っている、1999年269もIPOがあったが2008年はたったの6件
IPOが減った大きな理由は、FASB(米国財務会計基準審議会)による上場審査の厳格化。
 第2のエンロンを防ぐために上場基準を厳しくしている。SOX法の影響が大きい。
さらに問題なのが、ストックオプションの費用化。創業したてのベンチャーにとって
 ストックオプションとは実現可能性ゼロ。なのに、費用として認識されたら、創業者の
 モチベーシComputing in K-12 STEM Educationョンがなくなる。
だ府がやるべきことはキャピタルゲイン税のカット。1978年、49%から29%に下げたことで
 PC・家電ブームがきた、1997年20%に下げたことでインターネットブームが到来した。

個人的に、一番問題だと感じているのは、コンピュータ人気の凋落。US最大のコンピュータ学会ACMもK-12(幼稚園〜高等学校を卒業するまでの13年間の教育期間)にコンピュータ・サイエンスを教えるべきだと提言している。いいテクノロジーは、いいユーザーがいてこそ生まれる。だれもコンピュータを勉強する人がいないと、いいテクノロジーは生まれてこない。という意味で、本質的に問われているのは、”vitality of the Valley”、そして、これはシリコンバレーに限らず、ITに従事している全員にもあてはまることだ。


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